「ハーレーだから」乗りたくなる
写真: ハーレー・ジャパン から拝借♪
若者の自動車離れが話題になることの多い昨今。
四輪の自動車同様、二輪車も苦戦しています。
日本には
世界トップのバイクメーカーが4社あります。
そのいずれもが苦戦するなか、
アメリカ製オートバイで、
日本製よりも高く、性能面では劣る部分も多いバイクが売れ続けています。
それが、ハーレーダビッドソンです。
なんと、毎年、前年度を上回る売り上げを記録しているそうですから、
一過性のブームなどではなく、長く愛され続けていると言えそうです。
ハーレーと言えば、
映画『イージー・ライダー』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
映画の公開は1969年のこと。 今から40数年前のことです。
当時の日本では、映画をきっかけに
一気にハーレーブームが来たというほどではありませんでした。
高価でしたし、大きな排気音への抵抗感もありました。
何よりトラブルが多いゆえに、
一部のバイク道楽者だけの乗り物であったことは事実です。
しかし現在は性能面での問題は解決されました。
ツーリングモデルから、
スポーツスターと言われる「走り」に特化したモデルまでラインナップも豊富です。
性別も年齢も問わず、様々な人が楽しめるようになりました。
加えて、「乗るだけで心が豊かになる」「五感をくすぐる官能的な乗り心地」は、
映画の世界と変わらないのです。
イージーライダーへの憧れだけでなく、バイクとしての魅力も増したハーレー。
なぜ乗るのか、と問われれば
「ハーレーだから」と答える方が最も多いのではないでしょうか。
当サイトでは、ハーレーダビッドソン(HARLEY-DAVIDSON)の歴史と
進化し続けるメカを大解剖して行きます。