自分の好みにカスタマイズ
あなたはハーレーダビッドンの純正パーツカタログを見た事はありますか?
それはまるで一昔前のNTTの電話帳のような厚さで、ハーレーの
オーナーの多くが「何時間みていても飽きない」と言うほどの一冊です。
「純正パーツ&アクセサリー・カタログ」 と カスタムパーツ
まずはミラーとウィンカーから変えてみようか?
フロントブレーキやクラッチレバー、サスも外して、
究極のチョッパーにカスタムしてみようか?
と、カタログを見ているだけで、
カスタムの経験値を問わずワクワクしてしまうものなのです。
ハーレーのカスタムは、足し算と引き算の2タイプに分けられます。
例えばハンドルに取付けられるメモ帳や、万が一のときのための
小型の消化器、もちろんド派手な電飾などは「足し算」のカスタム。
逆に、フェンダーを外したりサスペンションを外したり、
ガソリンタンクの容量を軽くしたりといった「引き算」のカスタムは、
昔は速く走るために行われていたカスタムです。
今は、引き算しながらオールドハーレーの
ルックスを目指す方が好まれるスタイルと言えます。
ハーレーは1912年にパーツ&アクセサリー部門を独立させています。
これは創業からわずか9年のこと。
この頃からカスタムのニーズはオーナーにも、
ハーレー自身にもあったということなのでしょうね。
日本メーカーのバイクだと、発売から10年ほどで純正パーツの
リペアが生産されなくなってしまうことがありますが、ハーレーは違います。
現在も1930年代のナックルヘッドを見つける事ができますよ。
あなたのハーレーもカスタムして唯一無二の1台にしてみませんか?
(写真引用先;ハーレーダビッドソンの世界 (平凡社新書) P193)