市場シェアNo.1 ~ 日本国内 (2008年までのデーターで)
ハーレーの人気は現在のところ、衰えを知らないと言って良い状況です。
アメリカにおいての話ではなく、
日本においても、なのですから驚きに値しますね。
日本には世界的にも有名なビッグ4、
ホンダ、カワサキ、ヤマハ、スズキがあります。
高性能で安価という
コストパフォーマンスに優れたバイクがあるにも関わらず、なのです。
数字で見てみましょう。
まず751ccクラスにおいてメーカー別登録台数で1位になったのは2000年でした。
その後、401cc以上でも1位となります。
これが2003年のことです。
二輪車国内出荷台数とハーレー新規登録台数の推移
折しも創業100周年を祝う様々なイベント、ラインナップが発売された年。
ハーレーの代名詞とも言える大排気量のカテゴリーだけでなく
401ccという比較的小型なカテゴリーでも堂々の首位となります。
新規登録台数の合計は11,779台でした。
そして、2008年になると、少子高齢化、若者の車離れなどが進み
日本のビッグ4はさらに失速しますが、ハーレーは逆でした。
新規登録台数を15,698台まで伸ばし、首位であり続けています。
この日本における素晴らしい販売成績の源にあるのは、ハーレー
そのものの魅力はもちろん、完全子会社の日本法人である
ハーレーダビッドソン・ジャパンという
会社の果たした役割も大きいと言われています。
日本人と日本という国土にあった、ハーレーの楽しみ方、
ハーレーがあるライフスタイルのあり方を、伝え続けてきた、
その努力の賜物とも言えるのです。
(ハーレー新規登録台数のグラフ図の引用先;ハーレーダビッドソンの世界 (平凡社新書)P172)