創業100年を迎えてなお、ますます勢いをますハーレーダビッドソン。
現在「ファミリー」という名前でモデルが整理され、全部で5つあります。
この5つとは、VRSCファミリー、スポーツスターファミリー、 ツーリングファミリー、ダイナファミリー、そしてソフテイルファミリーです。
ソフテイルファミリーのハーレーには
「ST」というソフト・テイルを表すアルファベットが入っています。
ハーレーは初期こそ、「5-D」「9-E」といった、発売順の通し番号を入れていましたが、
現在では、形式を表す表示、その後にフレームによる分類、最後に特徴による分類という3段階でモデル名がつけられています。
例えばFLSTCは、
FL=80-88キュービックインチの、ST=ソフトテイルフレームで、C=クラシックなハーレー。
FLSTFだと、最後のFがファットボーイの頭文字を表しています。
このFLSTFは映画『ターミネーター』で
シュワルツェネッガーが乗り回していた1台なんですよ。
ソフテイルファミリーは、1984年に登場して以来、
現在に至るまで、最も革新的で美しいと言われているラインです。
サスペンションの無いハード・テイルの美しいラインをそのまま、乗り心地、快適性を加えて発売されたのですから、オールドハーレーファンのみならずとも夢中にさせる魅力にあふれているのです。
2012年ラインナップを見ると、ソフテイルだけで全6機種が発売されます。
これからも目が離せないファミリーです。
(SOFTAIL FAMILYの画像引用先;ハーレーダビッドソンの世界 (平凡社新書)P117)