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イージーライダーで使用されたキャプテンアメリカ号が蘇る!!
第一次ハーレーブーム
日本における第一次ハーレーブームは
1970年代から1980年代に起こったと言われています。
既に1960年には現在のバルコム株式会社が正規販売権を獲得し、国内での本格的な販売を始めていました。
富裕層や官公庁が主力であったようですが、確実に台数は増えはじめていましたから、日本人の中にもハーレーの現車を目にしたことがある人が一人また一人と増え始めていたのは事実です。
折しも強烈なアメリカ文化への憧れが
醸成されていくのにも相まって、静かにハーレーへの期待が高まっていた1970年。
一本のアメリカ映画が日本公開を迎えます。
それが『イージー・ライダー』でした。
ロングフォーク・チョッパーにまたがる
ピーター・フォンダの姿は、日本の若者から瞬く間に支持されます。
また、映画に登場したチョッパーはLA市警察から払い下げられたもので、それをベン・ハーディという有名なカスタムビルダーが改造したといった逸話も、若者の憧れを一気に募らせたのです。
従って、第一次ハーレーブームは第一次チョッパーブームと言うこともできます。
まだ一部の裕福な若者に限られていたとは言え、
輸入されたハーレーを改造して楽しむという文化が一気に花開いた年代でした。
現在、日本には世界的に有名なカスタムビルダーが数多くいます。
アメリカからわざわざ注文に来る人がいるほどのビルダーも少なくありません。
輸入再開と同時にカスタムブームに沸いた日本ならではの、
時の流れを感じませんか?