世代・性別を超えた存在
ハーレーダビッドソンは並みいる
モーターサイクルの中でも群を抜いて、高い乗り物です。
200万、300万はあたりまえの二輪車。
モーターサイクルに興味の無い人にとっては、
四輪の、自動車を買った方がいいでしょう、と思うはずです。
荷物も運べますし、天候に左右されることもありません。
この価格ならプリウスなどのハイブリッド車も手に入ります。
それでも、ハーレーを買う人がいる。
乗り続ける人がいるのです。
現にここ20年にわたり、ハーレーは販売シェアを伸ばし続け、
1990年代に始まったハーレーブームは
まだ、その終わりすら見えない状況が続いているのです。
一体なぜなのでしょう。
それは、価格を上回る価値を、手に入れた
瞬間からそれぞれが持てるから、に他ならないのではと思います。
ステレオタイプに誰もが「ここ」という
価値を見いだしているものではありません。
100人いたら100個の価値がある。
それほどまでに魅力あふれるモーターサイクル、
それがハーレーなのだ、としか言いようがないのです。
ロー&ロングなボディと、ホースバックと言われる、
まるで馬に乗っているかのような優雅なライディングポジション。
オールドハーレーから継承され続けているクロムメッキの控えめな輝き。
生きの物のように躍動するエンジンの鼓動感や吹き上げのトルク感。
何よりも、道ゆく人の目線を一瞬で
釘づけにする、ハーレーダビッドソンそのものの存在感。
あなたにとってのハーレーの、価格以上の価値はなんですか?