日本の国土、日本人に人気。スポーツスター
ハーレーダビッドソンの5つのファミリーはそれぞれ特徴があります。
スポーツスターのVツインエンジン
- チョッパーテイストが人気のソフテイルファミリー。
- 70年代のオールドハーレーをルーツとするダイナファミリー。
- 楽しみ方の幅が広いツーリングファミリー。
- ハーレー初の水冷エンジンを搭載しているVRSCファミリー。
- スポーツライドを楽しむためのスポーツスターファミリー。
このスポーツスターファミリーは、アメリカでは7種類なのに、
日本向けには10種類ラインアップされています。
日本の方が、スポーツスターの人気が高いのです。
スポーツスターの特徴は小型のボディと高い走行性。
渋滞が多い日本にあっては、制動力や取り回しといった点の方が重視されます。
また、日本人の小柄な体型にもフィットしています。
人気が高いのは当然なのかもしれませんね。
スポーツスターの始まりは1952年のモデルKです。
小さく軽い車体にパワフルな
エンジンを積むための努力はモデルKから始まったのです。
モデルKはサイドバルブ式、1957年のXLスポーツスターにはショベルヘッドを採用するなど、さまざまな進化をとげてきました。
最終的には1984年にエボリューションエンジンを搭載したことで、スポーツスターのエンジンについてはほぼ完成したと言ってもいい状態です。
ちなみに、1日に数百キロのツーリングを楽しむアメリカのハーレーユーザーにとって、スポーツスターは
「ちょっとそこまで」という時向けのセカンドカー的な位置づけだとか。
さすがアメリカ、といった感じがしますね。